腰痛の謎

腰痛のイラスト

【専門家が解説】腰痛の原因はお尻の筋肉⁉「殿筋」と腰痛の深い関係とは? 「腰痛がなかなか良くならない…」 「マッサージをしてもすぐ元に戻ってしまう…」 そんなお悩み、実は**お尻の筋肉(殿筋)**が関係しているかもしれません。 整骨院で多くの腰痛患者さんを診ていると、実は腰ではなく“お尻”に原因があるケースがとても多いんです。 今回は、腰痛と密接に関係する**殿筋(でんきん)**についてわかりやすく解説します! ✅「殿筋」とは?あなたのお尻にある3つの筋肉 殿筋とは、お尻にある筋肉の総称で、以下の3つの筋肉が含まれます。 大殿筋(だいでんきん):お尻の表面にある大きな筋肉。歩く・立ち上がるなど、日常動作に欠かせない重要な筋肉です。 中殿筋(ちゅうでんきん):お尻の横側にある筋肉で、骨盤を支える役割があります。 小殿筋(しょうでんきん):中殿筋のさらに奥にある筋肉。股関節の安定に関与します。 これらの筋肉は、骨盤や腰椎の動き・安定に深く関わっています。 ⚠️殿筋の不調が腰痛につながる理由 ① 骨盤が不安定になり、腰に負担がかかる 中殿筋や小殿筋が弱くなると、骨盤が左右にブレやすくなります。するとその上にある腰椎(腰の骨)が不安定になり、腰痛の原因に。 ② 筋肉が硬くなり、血流が悪化する 大殿筋や中殿筋が硬くなると、筋肉がガチガチになり、周囲の筋肉(腰・背中)まで緊張。結果として慢性的な腰痛につながります。 ③ お尻の筋肉が使えていないと代償動作が起こる 大殿筋がうまく働かないと、日常動作で**腰を反って動くクセ(反り腰)**が出てしまい、腰に大きな負担をかけてしまいます。 🧠 こんな腰痛は殿筋が原因かも? 座りっぱなしで腰が重だるい 朝、腰がこわばる・痛む 片側の腰だけが痛い 階段の昇り降りがツライ 反り腰になりやすい これらに当てはまる方は、お尻の筋肉がうまく使えていない、もしくは硬くなっている可能性があります。 🏃‍♀️ 殿筋を整えて腰痛改善!当院のアプローチ 当院では、腰痛の原因となる殿筋の状態をチェックし、以下のようなアプローチを行っています。 ✅ 姿勢・骨格のチェック(画像診断) ✅ 殿筋の筋力チェックとトレーニング指導 ✅ 中殿筋・大殿筋の筋膜リリースや整体 ✅ 骨盤のゆがみ調整・姿勢矯正 「腰だけを施術しても良くならない」場合は、原因が他にあるサインです。 当院では“根本改善”を目指して、身体全体を見ながら施術を行っています。 📍 まとめ 腰痛の原因は腰だけでなく、お尻の筋肉=殿筋にあることも多いです。 慢性的な腰痛にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 姿勢・骨盤のチェックを通して、あなたの腰痛の本当の原因を一緒に探しましょう!

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