体が硬い?

身体が硬いとよく言葉がありますがどこを指す言葉なのでしょう?
基本的には関節を構成する体の部品を指す言葉だと考えます。
関節の硬さは筋肉だけの硬さでははかれません。
骨と骨をつなぐ関節には靱帯という固い帯がベルトのように支えています。このベルトに余裕がない状態であれば筋肉が柔らかくても関節は硬く、つまり体が硬いといえます。
同じように関節を構成する関節包と呼ばれる袋があります。それが縮んで硬くなっても靱帯と同じように関節が硬くなるでしょうが、関節包という袋には関節を満たす関節液をとどめる役割があります。この関節液が少なくなっても関節包が縮むのと同じように関節は硬くなります。
身体が硬いからともみほぐすのは筋肉だけです。肩こりや筋筋膜性腰痛は筋肉の問題なのでマッサージでも改善することがあるでしょうが、それ以外の問題は例を挙げればきりがありませんがほとんどが筋肉ではないので筋肉をマッサージしたところで改善することはありません。
身体が硬くそれが問題である場合はその原因が筋肉なのか、それ以外かしっかり検査して的確な判断のもと接骨院や整骨院でプロの施術を受けることが近道なのです。

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