春は「身体がだるい」「イライラする」「やる気が出ない」
など心身の不調を感じる方が多いようです。
これらの不調は朝晩の寒暖差や環境の変化によるストレスから生じる
自律神経の乱れが原因かもしれません。
春は1年のうちで寒暖差が一番大きく、気温の変化に対応するため、
身体は交感神経の働きが優位な状態(緊張状態)が続きやすくなります。
この状態では、疲れがたまりやすい、免疫力が下がる、胃腸の働きが落ちる、
肩や腰が痛くなる、身体が冷える、寝つきが悪くなるなどの症状があらわれやすくなります。
さらに、春は異動・転勤・新生活の始まりなど生活が大きく変化する季節です。
普段より緊張する機会やストレスを感じることが多く、自律神経が乱れやすくなります。
自律神経を整えるため、次のことを気を付けてみましょう。
・決まった時間に起床し、朝食を食べる。
休日もできるだけ決まった時間に起床し、
起きた後はカーテンを開けて部屋に朝日が入るようにしましょう。
また、朝食を食べることは生活リズムを整えることに有効です。
・自律神経を整える作用のあるビタミン・カルシウム・ミネラルを積極的に摂るよう意識する。
・良質な睡眠をとる。
就寝前に目元や首元を温める、ハーブティーを飲む、音楽を聴くなど、
リラックスできる工夫を取り入れてみましょう。
・体温調節ができる服装を心掛ける。
簡単に着脱できる薄手のシャツやカーディガンなどを重ね着し、
ストールを活用しましょう。また、カイロを常備しておくこともお勧めです。
・ストレスを解消させる。
イライラなどのストレスは外出して発散させましょう。
ストレッチやウォーキングなど身体を動かすことで気分転換を図ると心身がリフレッシュできますよ。
季節による影響は避けられないので、日常にちょっとした工夫を取り入れ、春を楽しく過ごしたいですね。
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